iPhone12 Pro、航空宇宙産業用アルミフレームとブラッシュ加工で質感向上?
2020年秋のiPhone12シリーズの上位モデル、iPhone12 ProとiPhone12 Pro Maxには、航空宇宙産業向けのアルミニウム素材が用いられ、質感がiPhone11 Proよりも向上する、とリーク情報を発信している人物が発言しています。
iPhone12 Proには熱変化に強いアルミフレームを採用か
iPhone12シリーズは、スタンダードモデルのiPhone12とiPhone12 Max、上級モデルのiPhone12 ProとiPhone12 Pro Maxの合計4モデル構成になると予測されています。
Twitterでリーク情報を発信しているiHacktu Pro (@ihacktu)氏が、iPhone12 ProとiPhone12 Pro Maxにはブラッシュ加工された金属と、航空宇宙産業向けのアルミニウムが用いられ、質感がiPhone11 Proよりも向上する、とツイートしています。
同氏によると、iPhone12 Proに用いられるアルミニウムは太陽光の下でも熱を持ちにくく、非常に低い温度下でも問題が発生しにくい、とのことです。
My Apple source insinuates that Apple would be inspired by an ultra-resistant aerospace metal shell manufacturer that allows the phone to heat less in the sun and suffer less cold in case of very cold temperature. https://t.co/e6AnYtpf3p
— iHacktu Pro (@ihacktu) August 11, 2020
iPhone8で使われた航空宇宙産業グレードのアルミニウム
iPhone12シリーズの外観デザインについては、Appleに関する精度の高い予測で知られる著名アナリストのミンチー・クオ氏が、iPhone4のような金属フレームをガラス板で挟み込むデザインになる、と予測しています。
Appleは、2017年のiPhone8で、側面の金属製フレームに、Appleが「航空宇宙産業で使われているものと同じグレード」とうたうアルミニウム素材を、背面のガラスパネルと組み合わせて使用しています。
人気YouTubeチャンネルEverythingAppleProが、iPhone8とiPhone7の強度を比較したところ、iPhone8は簡単には折れ曲がらない強度を持つことが確認されています。
2017年以降の流れに逆行?
2017年以降のiPhoneでは、プレミアムモデルにはステンレス、スタンダードモデルにはアルミニウム、とフレームの素材が使い分けられています。
2017年のiPhone X、2018年のiPhone XS/XS Max、2019年のiPhone11 Pro/11 Pro Maxはいずれもステンレスフレームで、それぞれ同年に発売されたiPhone8/8 Plus、iPhone XR、iPhone11にはアルミニウムフレームが用いられています。
プレミアムモデルに相当するiPhone12 Proにアルミニウム素材を使う、というiHacktu Pro 氏の情報は、ここ3年間の流れには逆行することとなります。
しかし、環境保護に熱心に取り組むAppleは、製品を100%リサイクル材料で製造することを目標にカスタムアルミニウムアロイを開発しており、リサイクル性の高いアルミニウム素材を使った製品を増やす可能性もあります。
Source:iHacktu Pro /Twitter via wccftech
(hato)