iOS13.6公開に先駆けBMWのiOSアプリがCar Key対応に

 
BMWのiOSアプリ「BMW Connected」がアップデートされ、iOS13.6の正式リリースに先駆けて、iPhoneを車の鍵として使えるようにするCar Keyに対応したことがわかりました。

WWDC 2020で発表されたCar Key

Appleは世界開発者会議（WWDC 2020）において、iPhoneが車の鍵になるCar Key機能を正式に発表しました。
 
Car KeyはiOS14の機能として説明されましたが、iOS13.6で利用可能になると見られています。
 
Car Keyはまず、BMWの一部車種で利用可能になることが判明しており、BMWは対応車種などについてもすでに発表しています。

「BMW Connected」がCar Key対応に

そしてBMWは、同社のiOSアプリ「BMW Connected」をアップデートし、iOS13.6の正式リリースに先駆けて、AppleのCar Keyに対応したことを明らかにしました。
 
バージョン10.8のリリースノートには、Car KeyのBMW対応版となる「BMW Digital Key for iPhone」により、iPhoneをドアハンドルに近づけるだけでロックを解除でき、車内のスマートフォン用トレイに置けばエンジンを始動できると記されています。
 
「BMW Digital Key for iPhone」の設定は「BMW Connected」アプリで行い、設定が終了するとデジタル鍵はApple Wallet内に保存されます。

iOS13.6がリリースされるまでデジタル鍵機能は使えない？

2020年7月1日以降に製造された各車種（1、2、3、4、5、6、8、X5、X6、X7、X5M、Z4）に対応し、自分の車がデジタル鍵に対応している場合は、「BMW Digital Key for iPhone」アプリの車両タブに表示されます。
 
リリースノートには「互換性のあるiPhone機種は、iPhone XR、iPhone XS、またはそれ以降の機種、およびApple Watch Series 5またはそれ以降の機種です」とのみ記されており、対応OSについては書かれていませんが、iOS13.6（およびwatchOS6.2.8）がリリースされるまでは、デジタル鍵の機能は使えないと思われます。
 

 
 
Source:BMW Connected/App Store via 9to5Mac
(lunatic)