トップページ > Apple Watch > Apple WatchのECGアプリが麻酔科医の異常心電図を検知、バイパス手術へ
2020年7月2日 00時34分

読了まで 211

Apple WatchのECGアプリが麻酔科医の異常心電図を検知、バイパス手術へ

Apple Watch ECG/Apple


 
Apple WatchECGアプリによって異常心電図が記録され、検査によって冠動脈狭窄および大動脈弁疾患が発見された66歳の麻酔科医の事例が報告されました。

息切れを生じて、ECGアプリで心電図測定実施

アンテロープバレー病院の麻酔科医であるドナルド・W・ミルン医師は数カ月前に、ジムでクロストレーナーを使用中に、軽い息切れを感じたため、Apple WatchECGアプリで心電図測定を行ったところ、ST低下が認められたそうです。
 
しばらく安静にしていると息切れも治まりましたが、ミルン医師は後日、主治医を受診したそうです。そこで行った安静時の心電図検査では異常は認められませんでしたが、ミルン医師は主治医に対し、ジムでの息切れ時に記録されたECGアプリの記録(ST低下の記録)を見せたそうです。

冠動脈カテーテル検査の実施へ

ECGアプリの記録には確かに異常心電図が認められたため、主治医はジョン・ミュアー・ヘルス・コンコード医療センターの心臓血管外科の受診を勧めたそうです。
 
コンコード医療センターで冠動脈カテーテル検査(CAG)を実施したところ、ミルン医師の冠動脈には5カ所の冠動脈びまん性病変を認められたため、バイパス手術を行うことになったそうです。
 
また、この検査を通じて大動脈弁にも異常が認められたため、2020年7月13日に、バイパス手術と同時に大動脈弁置換術も行うことになったとのことです。

医師も気づかなかった症状の発見に役立つ

ミルン医師にはそれまで心臓疾患の既往歴が無かったため自身でも気づかなかったようで、「Apple WatchのECGアプリが無ければ、心臓発作の可能性があることに気づくことはなかったでしょう」と、同医師はコメントしています。
 
本事例を報じた9to5Macは、「ECGアプリにより発見と治療に至った心疾患の例は既に報告されているが、それが医師からのものというのは、その有用性について説得力を増すものだ」と述べています。
 
2020年7月1日現在、日本国内で心電図アプリをアクティベーションし、使用することは出来ません。Apple Watch Series 6には、血中酸素飽和度測定機能が搭載されると噂されています。
 
 
Source:9to5Mac via iMore, 東邦大学医療センター大橋病院 心臓血管外科, コニカミノルタ
(FT729)

▼ 最新情報を受け取る

Twitterで最新情報をみる
Facebookで最新情報をみる
IMアプリをインストールする
feedlyで最新情報をみる