【追記】iPhoneが濡れて充電が自動停止しても「緊急解除」が可能

    iOS14 充電 液体検知 AppleInsider

    iOS14 充電 液体検知 AppleInsider
     
    iOS14では、iPhoneのLightningポート内に水分を検知して充電が自動停止しても、ユーザーが強制的に充電を実行できる選択肢が追加されています。
     
    【追記 2020/6/26 1:00】
    記事公開後、本機能がiOS13から実装されていることが確認されました。ご指摘をいただいた読者の皆様、ありがとうございました。

    充電の自動停止を「緊急のため解除」可能に

    2016年に公開されたiOS10以降では、iPhoneのLightningポート内部に液体を検知するとLightningポートが無効化され、ケーブルを外すようユーザーに警告を表示する機能が組み込まれています
     
    開発者向けに提供されているiOS14ベータ1では、同様の警告が表示されるものの、「緊急のため解除(Emergency Override)」という選択肢が追加されていることが分かりました。
     
    ユーザーは、iPhoneからLightningケーブルを抜くほか、iPhoneが損傷するリスクを理解した上で充電を実行するという選択ができることになります。

    もしiPhoneが濡れたら自然乾燥を

    Appleは、サポートページで「iPhone で液体検出の警告が表示された場合」として、iPhoneが自然乾燥で完全に乾くまではLightningケーブルやアクセサリを取り付けないよう注意を促しています。
     
    Apple サポート 「iPhone で液体検出の警告が表示された場合」
     
    また、「禁止事項」として、高温の熱源やエアダスターでiPhoneを乾かしたり、綿棒やペーパータオルなどの異物を入れたりしないよう案内しています。
     
    さらに、iPhoneを米の袋に入れると、米の小さな粒子が原因でiPhoneが損傷するおそれがある、と警告しています。
     
     
    Source:AppleInsider, Apple
    (hato)

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