次世代Safari、Webサイトやサービスログイン時にパスワード入力が不要に

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    Safari 14ベータでは、Webブラウザから会員制サイトやサービスにログインする際、ユーザー名とパスワードの代わりにFace IDやTouch IDを利用できるようにする機能が、開発者向けに提供されていることがわかりました。

    WebサイトでもFace IDやTouch IDが使える

    現在でも対応するアプリであれば、ユーザー名とパスワードを毎回入力しなくても、Face IDまたはTouch IDで簡単にログインすることができます。しかしWebのサービスやアプリでは、この便利さを享受できません。
     
    ところがSafari 14ベータでは、開発者がWebにも同様に、Face IDやTouch IDでログインできる機能を組み込めるようになります。この仕組みには、FIDO(ファイド)認証が用いられています。
     
    Safari 14ベータのリリースノートには、次のように記されています。
     

    Face IDまたはTouch IDのどちらか使用可能な方を用いた、Web認証プラットフォーム認証コードを追加

    ユーザー名・パスワード入力画面をスキップ

    SafariではiCloudキーチェーンをオンにしておけば、ユーザー名やパスワードを保存し自動入力してくれるので、覚えておく必要はありません。しかしFace IDやTouch IDが使えるようになれば、このユーザー名・パスワード入力画面がスキップでき、さらに便利に素早くログインできるようになります。

     
     
    Source:Apple via 9to5Mac
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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