Apple元幹部のフォーストール氏、ジョブズ氏が直接現れた面接について振り返る - iPhone Mania
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2020年5月25日 14時54分

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Apple元幹部のフォーストール氏、ジョブズ氏が直接現れた面接について振り返る

スコット・フォーストール氏


 
Appleの元iOS担当上級副社長であるスコット・フォーストール氏が、Code.orgが開催したコードブレイク(ライブ授業)に登場し、Apple共同創業者のスティーブ・ジョブズ氏との出会いや、子どもの頃の環境について語りました。

大人になったときにテントで生活したくない

「世界最大のインタラクティブなライブ教室」とも呼ばれるコードブレイクに出演したApple元幹部のフォーストール氏は、子どもの頃一時テント生活を送っていたことを明かしました。
 
シャワーを浴びるには、離れたところにある共同スペースに行き、お湯を使用するのに2分間あたり25セントを支払なければならず、父親からフォーストール氏とその兄のシャワー代に、1週間に50セントしか捻出できないと告げられたといいます。
 
初めてそのシャワーを使用したとき、全身にまだせっけんが付着した状態で2分間のタイムリミットを迎えてしまい冷たい水に切り替わってしまったため、シャワーを出ずにはいられなくなり、1週間ほどせっけんをまとったまま生活しなければならなかった、とフォーストール氏は幼少時を振り返りました。
 
そのとき、心の底から「大人になったときにテントに住むような経済状況に絶対に陥りたくない」と思い、「そのためには教育しかないと思った」と同氏は語りました。

スティーブ・ジョブズ氏が面接に突然登場

最高に良い教育を受けると心に決めたフォーストール氏は、実際に自身の願望を実現させ、大学を卒業するまでに至ります。
 
就職先をMicrosoftと、ジョブズ氏がAppleを離れた後に立ち上げたNeXTの2社まで絞っていたフォーストール氏ですが、NeXTの面接はとにかく強烈だったと当時を振り返りました。
 
丸1日かけて行われた17人の面接が行われたとのことですが、フォーストール氏は一番最初だったといいます。面接が始まってから10分後、突然ジョブズ氏が部屋に入ってきて、面接官を部屋の外に連れ出し、激しい議論を始めました。部屋に残されたフォーストール氏がひたすら待っていると、部屋の扉が開き、人が戻ってきました。その人物は面接官ではなくジョブズ氏でした。
 
その後15分ほど怒涛のような質問攻めにされたとのことですが、最終的に両者のデザインについての考え方や哲学などが一致することに気づいたといいます。その時点でジョブズ氏はフォーストール氏に次のように言いました。
 

今日1日ずっと続く面接の中で、色々なことを言われるかもしれないが、何も気にしなくていい。おれは君を採用する。でも頑張って何とか興味があるような素振りをして1日を乗り切ってくれ。君がNeXTに間違いなく来ると信じている

 
すでにMicrosoftから内定をもらっていたフォーストール氏は、担当者に断りの電話を入れましたが、翌日、巨大な死んだ魚が家に届けられ非常に困惑したといいます。
 
再びMicrosoftに電話をかけ「なんの嫌がらせですか」と尋ねると、その魚は朝一で市場から仕入れたサーモンであるとのことで、頼むからMicrosoftに来てほしいと懇願されたといいます。サーモンを美味しくいただいたフォーストール氏は、それでも意思を変えることはなくNeXTへの入社を決断しました。
 

 
 
Source:AppleInsider
Photo:alan jones/Flickr
(lexi)

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