iPhone12 mini、iPhone8より細く、握りやすい可能性も

iPhone12 series size comparison

iPhone12 series size comparison
 
iPhone12 mini(仮称)は、iPhone8よりも横幅が短くなり、握りやすくなる可能性があるようです。iPhone12シリーズにラインナップされると噂される4モデルに関し、iPhone12 Pro MaxのものといわれるCADデータをもとにしてスケーリングを修正したレンダリング画像を、EverythingAppleProが公開しました。

iPhone8よりも横幅が狭いかも

iPhone12 series size comparison 2
 
これまで公開してきたレンダリング画像は、5.4インチモデルと6.1インチモデルのスケーリングが間違っていたとし、EverythingAppleProが修正したレンダリング画像を公開しました。
 
今回新たに公開した画像では、左端のiPhone SE(第2世代)と思われるモデルに比べ、右隣りの赤いiPhone12 miniと思われるモデルは、少し背が高いように見受けられます。
 
この点についてリプライ欄でも疑問が呈されていますが、コメントを寄せたTwitterユーザーの間では、「縦に伸びた分、(横幅が)細くなっているのでは」との声が上がっています。
 

独自の試算結果と比較

iPhone12 miniの外寸は、筆者が先日試算した結果では、iPhone8よりも小さくなる見通しです。
 

モデル名 ディスプレイ
サイズ
(対角)
本体の対角長 高さ
iPhone SE
(初代)
4インチ 約130mm 123.8mm 58.6mm
iPhone8 4.7インチ 約146mm 138.4mm 67.3mm
iPhone11 Pro 5.8インチ 約151mm 144.0mm 71.4mm
iPhone12 mini 5.4インチ 約140mm
(予測値)
約134.0mm
(予測値)
約66.4mm
(予測値)

 
上記の試算はiPhone12 miniの、本体の対角長は、ベゼル幅とフレーム幅の合計を3mmと仮定した場合の予測値です。高さと幅の数値は、5.8インチのディスプレイを搭載するiPhone11 Proの縦横比が、5.4インチのディスプレイに合わせて均等に縮小すると仮定して試算した数値になります。

ディスプレイの対角長が同じなら、横幅は短くなる可能性

iPhone12 pro max cad front
 
EverythingAppleProが新たに公開したレンダリング画像のスケーリングが正しければ、(5.4インチというディスプレイの対角長も正しい情報と仮定すると)iPhone12 miniは縦に長くなる分、横幅は短くなると予想されます。
 
その場合、iPhone SE(初代)の横幅に近づき、握りやすくなる可能性もあります。ただしそうなれば、iPhone12 miniの画面アスペクト比が他のiPhone12と異なることも予想されます。画面アスペクト比が同一シリーズのモデルによって異なる例として、iPad Proの11インチと12.9インチの違いがあげられます。
 
iPhone12 Pro MaxのものとされるCADデータでは、iPhone11 Pro Maxからアスペクト比が変更されているようには見えませんので、iPhone12 miniのみ、iPhone12シリーズにラインナップされると噂される他の3モデルと、画面アスペクト比が異なるのかもしれません。
 
EverythingAppleProはまもなく、YouTubeで修正したレンダリング画像を含む動画を公開するとリプライ欄でコメントしていますので、動画を確認して改めて、最新の予想をお伝えします。
 
 
Source: EverythingApplePro/Twitter
(FT729)

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この記事を書いた人

ZAURUS PI-6000以降、PDA、PC、Apple製品を多数使用するガジェット愛好家。iPhone Maniaでは2020年2月より、リーク情報、最新のApple製品情報、秋葉原情報を配信。Palm Treo 750vを米国で使用して以降、各種スマホ愛用中

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