Apple、AIスタートアップ企業「Voysis」を買収〜Siriの改善が目的か

Voysis

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デジタル音声アシスタントが自然言語を理解するのを助けるプラットフォームを開発していたアイルランド拠点のスタートアップ企業「Voysis」が、Appleにより買収されたことが明らかになりました。

ショッピング検索補助AIを開発

すでに削除済みのVoysisの公式Webサイトには、同社の技術を使用すると「LEDのテレビが必要」「予算は1,000ドル」などのキーワードを発するだけで製品検索を行える、と記されていました。VoysisはこのAIを提供しており、アプリや音声アシスタントに適用されていたようです。
 
Appleの広報担当者は今回の買収について「当社は小規模のテクノロジー企業を時々買収することがあるが、一般的にその目的や今後の計画ついて語らないことになっている」とコメントしています。
 
Voysisの共同創業者のピーター・カーヒル氏は2018年に、「トレーニング済みのAIは25メガバイトまで小さくすることができる」と述べており、スマホ上でインターネット接続がない状態で使用するのに適していると言えるでしょう。
 
AppleがVoysisの技術を使ってSiriの改善を試みることは十分に考えられます。
 
Appleは今週、人気天気アプリ「Dark Sky」も買収したと報じられたばかりです。
 
 
Source:Bloomberg
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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