Apple、インドでの2020年1月〜2月のiPhone出荷台数が55%増に
新型コロナウイルスが世界中で猛威をふるっていますが、2020年1月〜2月のインドでのiPhoneの出荷台数は、対前年同期比で55%増となったことがわかりました。
新型コロナの影響は3月の数字を見るまでわからない
「インドでのiPhoneの出荷台数は、2020年の最初の2カ月間に55%の成長を遂げた。3月の出荷台数を見るまでは新型コロナウイルスの影響はわからない」と、Head-Industry Intelligence Groupのプラブフ・ラム氏はコメントしています。
2020年1月〜2月の2カ月間で最も出荷台数が多かったiPhoneモデルは、iPhone11とiPhone XRであったことが明らかになっています。
Appleは慎重な価格戦略と洗練された流通戦略を駆使
Appleはインド国内での生産体制の拡大を模索していますが、企業がサプライヤー責任基準を満たさないことも多く、苦戦を強いられている、と3月上旬に伝えられました。
それでも「慎重な価格戦略と洗練された流通戦略が駆使されることで、2019年のiPhoneの出荷台数は対前年比で17%増となった」と、前述のラム氏は続けています。
インドでは、AppleサプライヤーのWistronがベンガルールの生産施設でiPhone SEの組み立てを行っていましたが、現在はiPhone6sとiPhone7を生産しています。また、チェンナイのFoxconn工場では、最も売れているとされるiPhone XRの生産も行われています。
Source:The News Minute
Photo:Apple
(lexi)