Teslaのイーロン・マスクCEO、iOS13でバグの被害者になっていた

イーロン・マスク flickr フリー素材

イーロン・マスク flickr フリー素材
 
数多くのバグが指摘されてきたiOS13ですが、Teslaの最高経営責任者(CEO)であるイーロン・マスク氏も被害を被っていたことが、本人の口から明らかにされました。

メールシステムが機能しなくなった

電気自動車のTeslaや宇宙船のSpaceXなどのCEOであるイーロン・マスク氏は、テクノロジー業界を牽引する人物として知られています。
 
そんなマスク氏が、3月9日から開催されているサテライト2020会議(Satellite 2020 conference)に登壇し、Appleに言及する一幕がありました。
 
マスク氏は「ひとりでにテクノロジーが進化していくことはない」とし、「人びとは毎年スマートフォンが改良されていくことに慣れきっている」ものの、その影には企業努力があるのだと語りました。
 
しかし話はここで終わりませんでした。「私はiPhoneユーザーだ」と続けたマスク氏は、「最近のソフトウェア・アップデートは素晴らしいとは思わない」とし、自身のメールシステムが機能しなくなったことを例に挙げました。
 
話はこれ以上掘り下げられはしなかったものの、iOS13で発生したメールが正常に受信できない、通知が届かないとった一連のバグを指しているのは明白でしょう。iOS13はこの他にもバグが多く、2019年9月の公開から2カ月間ほぼ毎週、合計8回もアップデートが行われました。

マスク氏はAppleのことが嫌い?

イーロン・マスク氏がAppleに言及するのは今回が初めてではありません。
 
過去には、Appleの人材引き抜き攻勢に対し「Teslaの墓場」と揶揄したほか(後に否定)、「車はスマートフォンやスマートウォッチのように気軽に作れるものではない」と批判したこともあります。
 
最近でこそAppleに対しての“敵意”は落ち着いたようですが、背景にはスティーブ・ジョブズ氏に軽んじられた過去があるからではないか、とも言われています。
 
 
Source:BusinessInsider
Photo:Flickr-Daniel Oberhaus
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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