Appleの元製品担当社長、ARMチップ搭載Macの可能性について語る

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    これまでモバイルデバイスに主に搭載されてきたARMアーキテクチャのチップが、Macにも搭載されるとの噂が出回って久しいですが、Appleで元製品担当社長を務めたジャン=ルイ・ガセー氏が、その実現可能性について語りました。

    ARMベースのパワフルなチップを作るAmpere Computingとは?

    ガセー氏は、自身のブロク投稿の中で、ARMアーキテクチャベースのプロセッサの実力について懐疑的であったことを明かしていますが、それが「間違い」であったと認めており、パワフルなARMチップを提供するAmpere Computingという企業を紹介しました。
     

    Ampereのトップクラスのチップの消費電力は210ワットで、XeonのCPUの400ワットを大きく下回るが、計算処理能力はほとんど同じだ。ゆえに、(Ampereの)投資家たちは世界中にある数千万とあるサーバーコンピュータのIntel製品を置き換えることに興味を示している。Ampereは、ARMアーキテクチャがMac Proが必要とするようなチップのパフォーマンスが可能なことを証明している。

     
    AppleはARMチップを自社製造していますが、ARMアーキテクチャのパフォーマンスの可能性を極限まで追求しているAmpereのような企業が存在するというのは興味深いことです。Appleのカスタムチップも、近年Intelチップ搭載のMacに負けず劣らずのパフォーマンスを発揮することがわかっています。
     
    ARMチップ搭載Macの噂が登場し始めたのは2017年秋のことです。ARMチップ搭載Macは2021年始めに発売されると先月末に報じられたばかりです。
     
     
    Source:Monday Note via MacRumors
    (lexi)

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