「Yahoo!防災速報」アプリ、ユーザー投稿機能「災害マップ」を本格提供

「Yahoo!防災速報」アプリ

「Yahoo!防災速報」アプリ
 
Yahoo! JAPANは3月9日、「Yahoo!防災速報」アプリのアップデートを公開しました。ユーザーが情報を投稿できる「災害マップ」機能などが追加されています。

ユーザーが情報投稿できる「災害マップ」を追加

Yahoo!防災速報」は、各種自然災害の情報に加え、ミサイル飛来などの際に緊急情報も受け取れるアプリです。
 
「Yahoo!防災速報」アプリ
 
今回のアップデートで追加された「災害マップ」は、ユーザーによる投稿機能で、台風19号が接近した2019年10月から試験的に提供を開始していました。
 
ユーザーはアプリの通知に応じて「身の危険を感じる」「安全」などの状況を投稿できるほか、「10分前から風が強くなった」などのコメントも投稿できます。
 
「Yahoo!防災速報」アプリ
 
試験運用期間中は約1カ月間で6万件強の投稿があり、約1万件のコメントも寄せられたが、デマの投稿は数件で、被害を減らす効果が期待できると判断した、とのことです。
 
近年の水害や土砂災害では、局地的に短時間に状況が急変することも多く、避難が間に合わない方が出るなどの問題も発生しています。ユーザーによる生の情報が、被害減少に役立つことが期待されます。

ナビゲーションの追加、通知のバッジ表示にも対応

今回のアップデートでは「災害マップ」の追加のほか、マップ、防災手帳、設定画面をスムーズに確認できるようナビゲーションが追加されています。
 

 
また、通知を受け取った際にバッジが表示されるようになりました。バッジの表示は、Android版アプリではAndroid 8.0以降の端末でのみ対応します。
 
「Yahoo!防災速報」アプリ
 

 

今年も「3.11」と検索するだけで寄付できる企画を実施

Yahoo! JAPANでは、3月11日に「3.11」と検索すると東北復興に携わる団体に寄付を行うチャリティー企画「3.11、検索は応援になる」を、2020年も実施すると予告しています。
 
3月11日に、Yahoo!検索でユーザーが「3.11」と検索するだけで、Yahoo! JAPANが1人につき10円を東北復興を支援する団体に寄付します。寄付金額の上限は50,000,000円の予定です。
 
 
Source:Yahoo! JAPAN, 日本経済新聞
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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