AppleサプライヤーのFoxconn、2月の収益は7年間で最大の下落を記録

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猛威をふるう新型コロナウイルスの影響により、iPhoneの組み立てを担うAppleサプライヤーFoxconn2月の収益に大幅な下落がみられた、とReutersが報じています。

2013年3月以来の収益の下げ幅

Foxconnの2月の収益は、対前年同月比で18.1%減となり、同社にとって2013年3月以来となる、過去7年間で最も大きな下げ幅を記録したことがわかりました。
 
Foxconnは新型コロナウイルスの影響を顕著に受けている製造業者のひとつであり、主要クライアントのAppleも3月期の業績が予測を下回る見通しであると発表しています。

「今年上半期の収益成長は期待していない」

Foxconnは当初、中国の旧正月にあたる春節後の2月10日に営業再開を計画していましたが、当日深センの工場では、春節の休みを取らなかった約30%の労働者を含めても、従業員の復帰率は30%〜50%にとどまりました。なお、Foxconnは先日、3月末までに本格的な生産施設の再稼働を目指すと発表したばかりです。
 
Foxconnは、2月の収益は2,175台湾億ドル(約7,736億円)となったことを明らかにしています。
 
Foxconnは、「今年上半期の収益成長は期待していない」とコメントしており、通年の収益は「若干の成長」がみられる程度にとどまると予測しています。
 
 
Source:Reuters via AppleInsider
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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