新型iPhoneの製造拠点に従業員がいない!著名アナリストが報告

    Foxconn 9to5Mac

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    新型コロナウイルスの影響で、iPhoneの製造を担う主要サプライヤーの工場に従業員が戻ってきていない、と著名アナリストが報告しています。

    高まる先行き不透明感

    Appleサプライヤーに独自の情報網を持つアナリストのミンチー・クオ氏は、現地時間2月9日に投資家向けに提供したメモで、新型コロナウイルスの影響でFoxconn、PegatronをはじめAppleの主要サプライヤーが受ける打撃について注意深く見守る必要がある、と報告しています。
     
    多くのサプライヤーの工場では、延長された春節休み明けで従業員が戻ってきていますが、一部の工場では従業員の復帰率が低いとのことです。
     
    クオ氏は先日、新型コロナウイルスの影響で2020年1月〜3月におけるiPhoneの出荷台数は約10%低下する、と予測していますが、今回の発表では「不確定要素が多い」として具体的な数値での予測を避けています。

    深センのFoxconn工場では従業員の復帰率は半分以下

    深センにあるFoxconnの工場は、iPhone11生産の中心であり、噂の「iPhone9(iPhone SE 2)」生産でも中核を担うとみられ、研究開発部門もある主力拠点です。
     
    しかし、春節休暇後の操業再開を最低1週間延期した影響もあり、春節の休みを取らなかった約30%の労働者を含めても、従業員の復帰率は30%〜50%にとどまっています。
     
    Foxconnは、生産設備を中国北部の太原やインドの拠点に移動して対策をとっていますが、これらの拠点の製造能力は限定的です。

    Pegatronの工場では、今後従業員が減少か

    上海の工場でiPhone11の製造や「iPhone12」の開発を担当しているPegatronでは、2月3日の生産再開時点で、90%の従業員が復帰しています。
     
    しかし、2月の給与を受け取った後に多くの従業員が退職するとみられることから、従業員の数は以前の60%〜70%に落ち込むのではないか、と予測されています。
     
    また、廉価モデルiPhoneの製造を担当するとみられるPegatronの崑山工場では、2月10日の生産再開を予定していましたが、操業再開を少なくとも数日間延期しており、従業員の稼働率は40%〜60%にとどまっています。
     
     
    Source:MacRumors
    Photo:9to5Mac
    (hato)

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