スペイン・バルセロナ開催のMWCでは握手禁止〜コロナウイルス対策

 
新型コロナウイルス拡散への懸念から、今月末にスペイン・バルセロナで開催される「MWC Barcelona」では、参加者同士の「握手」が禁止されたことがわかりました。

参加者全員に「握手禁止」を呼びかけ

MWC Barcelonaを主催するGSMAは公式サイトにおいて、同イベントを予定通り開催すると発表しました。GSMAは2月4日に公開した声明文において、「GSMAはこれまでのところ、イベントへの影響は最小限であると確認した。MWC Barcelona（2月24日〜27日）は予定通り開催する」と述べています。
 
一方で、ウイルス拡散を防ぐため、通常よりも厳しい衛生対策を施すことも明らかにしています。その最たるものが「握手禁止」です。GSMAは参加者全員に、会期中握手をしないよう、求めています。

LGは参加取りやめを発表

そのほかにも、手洗いや消毒などを呼びかけるサインの会場内への設置、人々が頻繁に触れる手すり、キオスクのタッチスクリーン、トイレなどの頻繁な清掃および消毒、来場者向けの消毒剤などの配布、講演者が使用するマイクの頻繁な交換など、声明文にはさまざまな衛生対策が記されています。
 
コロナウイルスの拡散を懸念して、韓国LG ElectronicsがMWC Barcelonaへの参加取りやめを発表しましたが、現在のところその他に不参加を表明した企業はありません。

 
 
Source:GSMA
Photo:Pixabay
(lunatic)