Apple、新型コロナウイルス対策に寄付。ティム・クックCEOが表明
中国で多くの患者が確認され、世界各地への感染拡大が懸念されている新型コロナウイルスに対応し、Appleが寄付を行う方針をティム・クック最高経営責任者(CEO)が発表しました。
春節のお祝いとコロナウイルスへのお見舞い
Appleのティム・クックCEOは現地時間1月25日、Twitterで新型コロナウイルスの影響を受けた人々へのお見舞いの言葉とともに、対策に取り組む団体に対して同社が寄付を行う方針を明かしました。
中国と世界中の人々に春節のお祝いをするとともに、コロナウイルスの影響を受けた多くの方々に、愛と支援を送ります。Appleは、影響を受けた方々を現場で支援する団体に寄付を行います。
As people in China and around the world celebrate the Lunar New Year, we send our love and support to the many impacted by the Coronavirus. Apple will be donating to groups on the ground helping support all of those affected.
— Tim Cook (@tim_cook) January 25, 2020
世界各地の災害などへの寄付に積極的なApple
Appleは、世界各地で発生した自然災害などに対して寄付を行っています。
最近では、オーストラリアで発生している大規模な森林火災に対して寄付を行っているほか、募金の呼びかけも行なっています。
クックCEOは2019年に、日本各地に大きな影響を及ぼした台風19号による被害に対する支援についても発言しています。
Foxconnは従業員に防護マスク提供、渡航に注意喚起
Apple最大のサプライヤーで、武漢にも工場を持つFoxconnは、春節の休暇を前に、武漢への訪問を控えるよう、従業員に注意を呼びかけています。
Foxconnは、武漢で勤務する従業員に防護マスクを装着させ、体温の検査を行っているとのことです。
Source:Tim Cook/Twitter, 9to5Mac, The Straits Times
Photo:NHK
(hato)