5G対応スマホ、2023年までにスマホ出荷の50%を超える Gartner予測

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調査会社のGartnerが、2022年までのPC・タブレット・携帯電話(スマートフォンを含む)の出荷台数予測を発表しました。今後普及が見込まれる5G対応端末については、2023年までに携帯端末総出荷台数の50%以上を占めるようになる、と予測しています。

2020年のデバイス世界出荷量は対前年比+0.9%の見通し

Gartnerの発表によると、2020年におけるPC、タブレット、携帯電話端末(スマートフォンを含む)の世界総出荷量は、対前年比+0.9%の約21億6,000万台になる見通しです。
 
携帯電話端末市場については、2020年に1.7%の成長が予想されています。2019年はスマートフォン出荷台数が全体的に少なく対前年比−2%でしたが、2020年には中華圏とアジア太平洋の新興諸国が牽引することで回復が見込まれています。
 
2022年までのデバイス出荷予測

2023年には5Gスマホの出荷割合が50%を超える

2020年以降は、5Gスマホの急速な普及が予想されます。
 
Gartnerによると、世界の携帯端末出荷台数に占める5Gスマホの割合は、2020年時点では12%程度に留まるものの、5G端末の値下がりとサービス対応地域の拡大が進むことで、2022年までには43%に、2023年までには50%に達するとのことです。

日本では今年3月末より5Gの商用サービスを開始予定

5Gの商用サービスは、日本では2020年3月末頃より開始予定となっています。
 
なおQualcommの調べによると、2019年には韓国やアメリカを含む19カ国において既に5G商用サービスが開始しており、G7(先進7カ国)のうちサービスを展開していないのは日本・フランス・カナダの3カ国のみです。
 
5G対応スマホについても、すでにSamsungやLG、Huaweiなどから30機種以上が登場しており、Appleが今秋発売するiPhone12も全モデル5G対応になると噂されています
 
 
Source:Gartner via CNET Japan,ケータイWatch,engadget
Photo:photo AC-fujiwara
(kotobaya)

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この記事を書いた人

2016年より専業Webライターとして活動。iPhone使用歴は11年以上。iPad、MacBook Pro、Apple Watch、AirPods Pro、AirTagなどApple製品を愛用。

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