【CES 2020】OnePlusのカメラレンズが消えるスマートフォン
米ラスベガスで開催されたCES 2020において、中国のスマートフォンメーカーOnePlusが、コンセプトモデル「Concept One」を披露しました。
カメラレンズが一瞬で消える?
OnePlusとイギリスの高級自動車メーカー、マクラーレンとのコラボレーションによるこのスマートフォンは、本体にマクラーレンの車と同じ、スタイリッシュなオレンジの本革が採用されています。
そしてこのスマホの最大の特徴が、背面カメラのカバーガラスに用いられているエレクトロクロミックガラスです。このガラスはマクラーレン720Sのルーフに用いられているのと同じもので、電圧の変化によって透過度が変化します。つまり、撮影時には透明になりますが、撮影が終了すると透過度が変わって黒くなるため、まるでレンズが消えてしまったように見えるのです。
この変化の様子を動画撮影していますので、ご覧ください。本体中央部より少し上に位置するレンズが一瞬光ったように透明になり、すぐに黒くなって背景に溶け込む様子が確認できると思います。OnePlusによれば、この透過度の変化にかかる時間はわずか0.7秒とのことです。
発売は未定
なおスマホ本体のスペックは既存の「7T Pro」と同じで、6.67インチのディスプレイ、Snapdragon 855 Plusチップを搭載、背面カメラは4,800万画素・1,600万画素・800万画素のトリプルカメラです。
ただし「Concept One」はあくまでコンセプトモデルであり、実際に発売されるかどうかは未定とのことです。
(lunatic)