スマホの月額料金、3大キャリア・格安SIMとも2016年〜2019年で増加
MMD研究所は12月25日、「大手3キャリア・格安スマホ別 月額料金の推移(2016年~2019年)」の調査結果を公表しました。最近4年間で、大手キャリア、格安スマホともに月額料金の平均が上昇していることが分かりました。
2016年から2019年の月額料金推移
調査結果は、2016年から2019年にかけて、スマートフォンを所有している15歳〜69歳の男女に、契約している通信会社に支払っている月額料金を質問した結果を集計したものです。なお、集計ではY!mobileは「格安スマホ」に含められています。
料金帯が広くなった大手、上昇傾向の格安スマホ
大手3キャリアの契約者では、月額料金が「6,000円以上8,000円未満」と「8,000円以上10,000円未満」が毎年減少しています。
一方で、「2,000円以上4,000円未満」「14,000円以上」において、差は小さいものの増加気味で、料金帯が広く分散する傾向がみられます。
格安スマホの利用者では「2,000円未満」が毎年減少し、「2,000円以上4,000円未満」「4,000円以上6,000円未満」は増加しており、格安スマホユーザーの毎月の月額料金は増加傾向にあることがわかります。
大手3キャリア、格安スマホともに月額料金は増加傾向
大手3キャリア、格安スマホのそれぞれについて、月額料金の平均を集計した結果が以下のグラフです。
大手3キャリアは、2016年の7,433円が2019年に8,023円と、590円増加しています。
格安スマホユーザーは2016年の2,067円から2019年には2,889円へと、822円増加しています。
Source:MMD研究所
(hato)