MacBook Proのディスプレイ修理プログラム、2013−14年モデルが対象外に
MacBook Proのディスプレイ表面に加工されている反射防止コーティングが剥がれてしまう問題で、Appleは公式の修理プログラムを実施していましたが、以降は2013年と2014年モデルが当プログラムの対象外となります。
Apple公認サービスプロバイダーへの内部資料で明らかに
MacBook Proのディスプレイには、光の反射をおさえるための特殊コーティングがなされています。一部のMacBook Proで、この特殊コーティングが剥がれるという問題が発生していました。Appleはこれに対して、購入日から4年以内のMacBook Proを対象に、公式の無料修理プログラムを行っていました。
Appleがサービスプロバイダーに明らかした資料によれば、この無料サービスプログラムは以降、MacBook Proの2013年、2014年モデルが対象外となるということです。以降、無料修理の対象になるのは以下のモデルです。
MacBook Pro(13インチ、Early 2015)
MacBook Pro(15インチ、Mid 2015)
MacBook Pro(13インチ、2016)
MacBook Pro(15インチ、2016)
MacBook Pro(13インチ、2017)
MacBook Pro(15インチ、2017)
MacBook(12インチ、Early 2015)
MacBook(12インチ、Early 2016)
MacBook(12インチ、Early 2017)
2013年モデルはすでに2017年の時点で4年を過ぎているため、対象外となっているはずですが、代理販売店などで2013年以降に新品で購入したユーザーが修理を必要としていたようです。
保証対象外だった場合返金も可能
Appleはこの問題に関して、Webサイトに公式な声明を出してはいないものの、Appleサポートコミュニティなどでは多くのMacBook Proユーザーがこの問題を提起していました。Appleによれば、対象モデルのコーティング剥がれを修理する際に保証対象外となり、費用が発生した場合は、返金を申し込むことができる模様です。