Apple WatchやAirPodsなどの出荷台数が1年で3倍に〜IDC

Apple ウェアラブル airpods apple watch 公式

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Apple WatchAirPodsシリーズのヒットで、Appleが展開するウェアラブル製品の出荷台数が前年同期比で約3倍に増えたことが分かりました。10月末にリリースされたAirPods Proも、ノイズキャンセリング機能が評価され好調な売れ行きを見せています。

1年で怒涛の195%増

調査企業IDCによると、2019年第3四半期(7月〜9月)にAppleはウェアラブル製品を2,950万台出荷しました(Appleは具体的な台数を公開していません)。
 
これは昨年同期の1,000万台に比べ、3倍近く多い出荷台数です。この大幅な出荷増により、ウェアラブル市場でAppleのシェアは前年度の23.0%から35.0%へと大幅躍進を遂げました。もちろん、シェアランキングでは2位のXiaomiに大きな差をつけて1位です。
 
IDC 第3四半期 ウェアラブル 2019Q3
 
1年でウェアラブル製品の売り上げが大きく伸びた理由として、IDCはApple WatchAirPods、Beatsシリーズのヘッドホンのいずれもが好評だったと指摘しています。
 
2018年第3四半期〜2019年第3四半期に登場したウェアラブルとしては、Apple Watch Series 4、AirPods(第2世代)、日本ではHomePodなどが挙げられます。驚くべきことに、Apple Watch Series 5、値下がり後のApple Watch Series 3(最安モデルが31,800円から19,800円に)、そしてAirPods Proは含まれていないのです。
 
IDCが改めて指摘するまでもなく、次四半期以降もAppleがウェアラブル市場で独走を続けるのは自明のように思われます。
 
 
Source:IDC via MacRumors
(kihachi)

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丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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