SamsungのGalaxy S11、カメラレンズは5つで8K動画撮影に対応か
2020年に発売が予定されている、SamsungのGalaxy S11(仮称)について、カメラ性能が大幅に向上し、8K動画撮影に対応するのではないかとする観測が浮上しています。
カメラレンズは5つ?
Apple製品を始めとした数多くのリーク情報で知られるOnLeaksが、Galaxy S11のレンダリング画像を公開しました。公開された画像を確認すると、ディスプレイ側こそGalaxy S10と大きな変更点はありませんが、背面はカメラレンズが5つ確認できます。
OnLeaksと提携するニュースサイト91Mobilesは、5つのうち4つについて、前モデルのGalaxy S10にも搭載されていた望遠レンズ、超広角レンズ、広角レンズに加え、残りは3D ToFセンサーだろうとしながらも「残りの1つは分からない」と述べ、新機能の可能性が高いことを示唆しました。しかし、同じくリーク情報で知られるIceUniverseによると、カメラ領域の右底にある謎の穴はレーザー・オートフォーカスモジュールではないか、とのことです。
This is the Laser focusing module added by the Galaxy S11 series. pic.twitter.com/44fDYvFz4F
— Ice universe (@UniverseIce) 2019年11月25日
1億800万画素のセンサーは?
Galaxy S11には、Samsungが開発した1億800万画素のセンサーが搭載されると考えられています。Galaxy S10の最新カメラアプリを解析した結果、12,000 x 9,000ピクセルの解像度をサポートする記載が確認されたことも期待に拍車をかけています。
ところが、解析を行ったニュースサイトXDA Developerによると、1億800万画素の性能は写真モードではなく、動画撮影モードで発揮されるのではないか、とのことです。8Kビデオ撮影には33,177,600ピクセルを捉えるだけのセンサーが必要ですが、Galaxy S10に採用されている1,200万画素のカメラでは12,000,000ピクセルが限界です。
この指摘を裏付けるように、4K(120fps)のほかに8K(30fps)動画をサポートするコードも確認されています。
またXDA Developerは、コード解析からアスペクト比が20:9になる可能性についても言及しています。Galaxy S10やNote10が19:9だったことを思うと、Galaxy S11は従来モデルよりも筐体が縦長となる可能性があります。
Source:91Mobiles,ArsTechnica,XDA Developers,Twitter-IceUniverse
(kihachi)