AppleのARヘッドセットは2022年まで登場しない可能性〜社内プレゼンで発表か


     
    Appleの拡張現実(AR)ヘッドセットは、早ければ2020年下半期にも発表されると噂されていましたが、米カリフォルニア州クパチーノのApple本社で催された社内プレゼンによれば、同デバイスは2022年までは発表されないとのことです。

    ミンチー・クオ氏の予測とは相反する内容

    先月、Apple製品関連の精度の高い情報で知られるアナリストのミンチー・クオ氏は、ARヘッドセットの量産は早ければ2019年第4四半期(10月〜12月)に始まるとの予測を発表しました。しかしながら、Appleの社内プレゼンの情報を入手した米メディアThe Informationは今回、2022年まではARヘッドセットは発表されないと伝えています。
     
    社内ミーティングは、AppleのARとバーチャルリアリティチームを統括するマイク・ロックウェル氏が指揮を取っていたとされており、ARヘッドセットは約10年後にスマートフォンを置き換えるという内容も議題に上がったようです。

    ARヘッドセットの社会的な側面も考慮されている

    AppleはARヘッドセットの社会的な側面も考慮に入れているようで、ユーザーがARを使用しているとき、レンズが暗くなるような仕様も考えられているとのことです。
     
    Apple Parkのスティーブ・ジョブズ・シアターで開催されたミーティングには、1,000人ほどの従業員が参加していたと報じられており、AppleのARプロジェクトの規模の大きさが伺えます。
     
    米メディア9to5Macは、Appleはサードパーティ製ヘッドセットをサポートするARプラットフォームを2022年に発表し、Appleグラスを2023年に発売する、と推測しています。
     
     
    Source:The Information via 9to5Mac
    (lexi)

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