Apple、ARヘッドセットをValveと開発か
Appleは、世界的規模のゲーム配信サービス「Steam」を運営するValveとパートナーシップを組み、拡張現実(AR)ヘッドセットの開発を行う模様です。
ハードウェアも手掛けるValve
業界関係者の情報によれば、Appleは米ゲーム製作会社Valveと共にARヘッドセットの開発を行うとのことです。台湾メディアDigiTimesが伝えています。
AppleのARヘッドセットは早ければ2020年の下半期に発表される見込みで、台湾のQuanta ComputerとPegatronがデバイスの生産を担うとみられています。
Valveは人気のゲームプラットフォームSteamを運営していますが、ゲームコンソールSteam Machineを2015年に発売し、今年の4月にはVR(仮想現実)ヘッドセットValve Indexもリリースしており、ハードウェアも手掛けています。
VRよりもARを好むクックCEO
ティム・クック最高経営責任者(CEO)は、「ARは、VRと違って、現実世界から遮断されないのが素晴らしい」と語っており、VRよりもARを好んでいるため、AppleはValveと協力しARヘッドセットを開発することになったとされています。
Apple製品関連の精度の高い情報で知られるアナリストのミンチー・クオ氏も先月、AppleのARヘッドセットは来年登場するとの予測を発表しています。クオ氏いわく、ARヘッドセットの量産は早ければ2019年第4四半期(10月〜12月)から始まるとのことです。
Source:DigiTimes via MacRumors
(lexi)