「AirPodsにAirPods Proを買い足すユーザーが多い」クックCEO予測
AirPods Proについて、Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は「従来のAirPodsユーザーで、AirPods Proを買い足す人が多いのではないか」と語っています。
AirPodsにAirPods Proを買い足すユーザーが多い?
AirPods Proの発売日である現地時間10月30日に行われた業績発表で、ティム・クックCEOは以下のように述べています。
AirPodsは、過去最高の記録を更新し続けており、今四半期も更新は続くと予測しています。そして今日、ノイズキャンセリング機能を待っていた皆様に向けて、AirPods Proを発売できることを誇りに思います
アナリストからAirPodsなどウェアラブル製品のアップデートサイクルについて尋ねられたクックCEOは、次のように答えています。
私たちは、AirPods Proのお客様を心待ちにしています。しかし私は、特に発売直後には、AirPodsを持っている方が、ノイズキャンセリング機能が必要な時のためにAirPods Proを購入するのではないかと思っています
クックCEOとしては、AirPodsのユーザーにこそ、AirPods Proが魅力が伝わるのではないかと考えているようです。
また、AirPodsのユーザーがAirPods Proに買い替えるのではなく買い足して、状況に応じて使い分けることを想定しているようです。
ちなみに現在、ティム・クックCEOのTwitterのプロフィール写真の耳には、AirPods Proが装着されています。
AirPodsなどウェアラブル製品、Macの売上規模に迫る勢い
Appleの2019年度第4四半期(7月〜9月)の業績で、AirPodsやApple Watchなどウェアラブル製品の売上高は、前年同期と比べて35%と大幅に伸び、65億ドル(約7,080億円)と、Macの70億ドル(約7,560億円)に迫る規模となっています。
AirPods ProがAppleの業績に反映される2020年度第1四半期(10月〜12月)は、ホリデーシーズンを含むだけに、ウェアラブル製品がどこまで販売を伸ばすのか、注目が集まります。
Source:9to5Mac, AppleInsider
(hato)