クックCEO、企業の環境問題への取り組みを推進するNPOの記念式典でスピーチ


     
    Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、地球温暖化などの環境問題に関する企業の取り組みを推進するネットワークを構築した非営利組織、Ceres(セリーズ)の創立30周年式典で登壇し、Appleの環境政策に対する立ち位置について語りました。

    気候変動はチャンス

    クックCEOはCeresの記念式典において、環境問題への取り組みはリスクではなく、むしろチャンスであることを強調しました。
     

    当社は気候変動をリスクではなく、むしろチャンスだと捉えている。サプライチェーンのパートナーとともに、新しい価値のあるコンピテンシー(組織の核となる技術や特色)を発展させることができる。そして何よりも、それ(環境問題への取り組み)が正しいことだからだ。

     


     
    クックCEOは、自身のTwitterアカウントでも企業が環境問題にどのように取り組むべきかを語っています。
     

    企業は、自社が持つイノベーションとアジリティ(経営や組織運営のあり方における機敏性)を使って、気候変動の問題解決を率先する責任がある。

     


     
    Appleの環境への取り組みは高く評価されており、国際連合の主催する2019年世界気候行動賞も受賞しています。
     
     
    Source:9to5Mac
    Photo:@daveyarmon/Twitter
    (lexi)

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