iPhone SE 2に村田製作所の新型LCP製アンテナが搭載か


 
2020年の発売が見込まれているiPhone SE 2の内蔵アンテナは、新デザインの液晶ポリマー(Liquid Crystal Polymer/LCP)製になる、とApple関連情報の精度の高さで定評のあるアナリストのミンチー・クオ氏が発表しました。

高機能スマホに欠かせないLCPモジュール

多層プリント基板開発のマルチによれば、液晶ポリマー(LCP)素材は誘電特性に優れた絶縁樹脂素材であり、高周波対応機器、高速伝送機器への配線基板材料として注目されているとのことです。
 
2020年上半期の発売が噂されているiPhone SE 2に、村田製作所の新型LCP製アンテナが搭載される、との予測をクオ氏が発表しました。接着剤を使用せずに熱圧着で完成させる村田の多層樹脂基板メトロサークは、折り曲げることができるため、限られた場所に複雑な電子回路を敷き詰めることが可能となります。
 
iPhone SE 2の筐体は、iPhone8と似たものになると推測されており、A13チップ、64GB/128GBのストレージ容量を搭載し、販売価格は399ドル(約43,300円)からになるといわれています。
 
 
Source:AppleInsider via 株式会社マルチ, Business Journal, Bloomberg
(lexi)

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