台湾Quanta Computer、Apple Watchの組み立てを2020年に終了か


 
Apple Watchの生産を担うQuanta Computerは、利益が十分に出ていないとして、2020年にもApple Watchの組み立てを終了する、と伝えられています。

Apple Watch専用の組み立て施設は売却か

台湾メディアDigiTimesが入手した情報によれば、中国・常熟市に生産拠点を構えるQuanta Computerが、2020年にもApple Watchの生産を終えるとのことです。
 
DigiTimesの記事はまだ出ていませんが、有料会員向けコンテンツには次のように記されています。
 

Quantaは2020年にApple Watchの組み立てを終了するかもしれない
Quanta Computerは、思うように利益が上がっていないことから、来年にもApple Watchの組み立てを終了する見通しであることが明らかになりました。関係者からの情報によれば、中国・常熟市のApple Watch専用の組み立て施設は、売却される可能性があるとのことです。

 
Quantaは、Apple Watch Series 1がリリースされた2015年からAppleの主要サプライヤーの役割を担ってきました。なお、同じく台湾のCompal Electronicsが、昨年のApple Watch Series 4から第2のサプライヤーになったと報じられています。
 
中国の人件費は上昇傾向にあり、iPhoneの組み立てを行うFoxconnがiPhone XRの生産をインドで開始したばかりです。インドの労働コストは、中国の約3分の1で済むとされています。
 
 
Source:MacRumors
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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