Apple「環境に配慮した製造と運営を継続的に追求」
Appleの環境、社会、および政策イニシアチブを担当する副社長リサ・ジャクソン氏はインタビューに応え、Appleは今後も環境に配慮した製造工程と事業の運営を継続的に追求していくことを表明しました。
これから永遠に続く
Appleはクリーンエネルギーの利用や製品のリサイクルなどを通して、地球環境の問題に真剣に取り組む企業として評価されつつあります。この取り組みについてThe Independentの取材に応じたリサ・ジャクソン副社長は「正直に言うと、これは永遠に続くと思います」と答え、Appleはこれからもこの問題についての努力を続けていかなければいけないとの認識を示しています。
同氏はこの取り組みが永遠に続くことについて、Appleが100%再生可能エネルギー利用を達成した事例を示し、目標を達成してもそれを維持し、新事業でも同様に目標を達成する必要があるため、努力を止めることはできないとしています。
Appleは現在、製品原料の全てをリサイクルでまかなうという壮大な目標に向かっています。この目標についてジャクソン氏は、分解ロボット「デイジー」の利用により一定の成果が出ているものの、課題が残っているとも述べています。大きな目標に対して複雑な課題が多数あるものの、Appleが目標を達成することは、一企業の問題にとどまらず産業界全体に非常に大きな意味を持ちます。
とはいえAppleが製品原料の100%リサイクルを達成したとしても、同社の地球環境への取り組みはその先も永遠に続くことになるのでしょう。
Source:AppleInsider
(KAZ)