SiriでSpotifyの曲の再生が可能に〜SpotifyがApple TVに対応

 
SpotifyのiOS/iPadOS向けアプリがアップデートされ、Siriを使ってSpotifyの曲が再生可能になりました。またApple TVでもSpotifyが利用可能となっています。

他社アプリがSiriで操作可能に

iOS13とiPadOSではSiriKitの仕様が変わり、Spotifyを含むサードパーティーの音楽、ポッドキャスト、オーディオブック、ラジオの各アプリが、Siriで操作可能となっています。
 
Spotifyは9月末よりSiriに対応したベータ版のテストを開始していましたが、現地時間10月7日に正式版をリリースしました。

Spotify最新版のリリースノート

Spotifyの最新バージョンであるバージョン8.5.26では、以下の変更および改良が行われています。
 

• iOS13ではSiriが利用可能に：iPhone、iPad、CarPlay、AirPods、そしてAirPlay経由でHomePodでもSpotifyが操作できます。
• iOS13の省データモードに対応：お使いのデバイスで省データモードがオンになっていると、Spotifyはデータサーバをオンにします。
• SpotifyがApple TVで利用可能に：tvOS App Storeからダウンロードするか、tvOSの設定で「アプリを自動的にインストールする」をオンにし、アプリをインストールしてください。

 
ただし米メディア9to5Macが実験したところ、HomePodではSiriに呼びかけてもSpotifyの曲はかからなかったとのことです。同メディアは近く公開見込みのiOS13.2で対応するのではないかと推測しています。

Apple TVでもSpotifyが利用可能に

今回のアップデートによって、Siriに声がけするだけでiPhoneなどのデバイスでSpotifyの曲が再生できるようになりました。例えば「ヘイ、Siri」のコマンドのあとに「Spotifyで（曲名）をかけて」「Spotifyを使って（アーティスト名）の最新の曲をかけて」などと続ければ、Spotifyの曲を再生することが可能です。
 
ただしSpotifyという言葉を入れ忘れると、SiriはApple Musicの曲を再生します（Apple Musicのアプリを削除してもSpotifyの曲はかからないとのことです）。
 
また今回のアップデートで初めて、SpotifyがApple TV HDおよびApple TV 4Kでも利用可能となりました。
 

 
 
Source:9to5Mac
(lunatic)