Appleサプライヤー「クライアントがミニLED搭載のパソコン、スマホなどを開発中」

台湾のAppleサプライヤーEpistarの社長のチン-ユン・ファン氏は、クライアントが新ディスプレイ技術であるミニLEDを使ったノートパソコン、タブレット、スマホ、モニターを開発していることを明らかにしました。
そのクライアントとはAppleか?
Apple関連製品の正確な予測で知られるアナリストのミンチー・クオ氏は9月末、Appleが2020年後半〜2021年半ばにかけてミニLEDディスプレイを搭載した次世代ハイエンドiPadおよびMacBookを発売するとの予測を発表しました。
今回、AppleにLEDを供給するEpistarは、クライアントがミニLEDディスプレイ搭載のノートパソコン、タブレット、スマホ、モニターの開発を行っていると述べました。このクライアントがAppleである確証はありませんが、クオ氏の情報と照らし合わせると、Appleである可能性が十分にあると考えられます。
ミニLED搭載iPadとMacBookは、どちらもハイエンドモデルになる見通しです。iPadは10インチ〜12インチ、MacBookは15インチ〜17インチのディスプレイを搭載する見込みです。
Pro Display XDRと比べてもはるかにきめ細かいディスプレイ
iPadとMacBookに搭載されるミニLEDディスプレイには、おおよそ10,000個のLEDが埋め込まれるとのことで、576個のLEDを搭載している今秋発売見込みのPro Display XDRと比べても、はるかにきめ細かいディスプレイであることが伺えます。
ミニLEDディスプレイは、より幅広い色域性能と高いコントラストが期待されており、ハイダイナミックレンジ合成(HDR)にも対応する見込みで、LEDの発光量を個別にコントロールすることでコントラストを高めるローカルディミングも実装される予定です。
Source:MacRumors
(lexi)