Samsung Galaxy Foldのハンズオン動画が公開
Samsungの折りたたみスマホ「Galaxy Fold」のハンズオン動画を米メディアMacRumorsが公開しました。デバイスは、iPhone11 Pro Maxよりもかなり重く感じるとのことです。
いまだデバイスの耐久性に疑問符がついている?
Samsung Galaxy Foldは、レビュー用実機がメディアに配布された際に、「たった2日使っただけで画面が折れ曲がる部分にでこぼこした気泡のようなものが発生した」「本来外すべきでない保護フィルムを誤って取ってしまい、使用開始後2日で画面が割れた」など、デバイスの耐久性について疑問の声が上がりました。
Samsungは7月上旬にGalaxy Foldの再設計を無事完了し、9月6日にデバイスを発売しましたが、米メディアTechCrunchのライターが使用開始後27時間でディスプレイ上にカラフルな斑点が発生したと報告しています。
デバイスを何度開いても驚きが止まらない
今回、Apple製品の情報に特化したメディアMacRumorsが、Galaxy Foldのハンズオン動画を公開しました。そのためレビュアーの感想は、最新iPhoneモデルと比べたものになります。もちろん、Appleは折りたたみデバイスをまだ発売していません。
パッケージには、Samsungの完全ワイヤレスイヤホンGalaxy Budsが同梱されています。デバイスの販売価格は1,980ドル(約21万円)からなので、特典が付与されていても驚きではありませんが、レビュアーはかなり喜んでいます。
デバイスには、取扱いに関する大きな説明書きが貼られています。あまりにも注意事項が多いので、デバイスを使い始めるのが億劫(おっくう)になるほどだ、とレビュアーはコメントしています。
SamsungはGalaxy Foldの取扱い方に関する動画も公開しており、画面保護シートが必要ないこと、ディスプレイになるべく軽く触れなければならないこと、防水・防塵機能はないことなどを説明しています。
デバイスは、iPhone11 Pro Maxと比べてかなり重く感じる、とレビュアーはコメントしています。デバイスを開いたときのディスプレイの大きさを考えると納得がいきます。
デバイス外側のディスプレイサイズが異様に小さいとのことですが、2020年にiPhone SE2が発売されるという情報もあり、小さいディスプレイのトレンドに対応するためかもしれない、とレビュアーは独自の意見を述べています。
デバイスを折りたたんだ状態から開くとき、何が起こるのかわかっているにも関わらず何度でも驚きを感じる、とレビュアーは折りたたみスマホの革新性を表現しています。
しかしながら、デバイスを折りたたむ行為は慣れるまでに時間がかかるとのことです。最初に折りたたんだときはディスプレイが壊れるかと思った、とレビュアーは述べています。
レビュアーは、未来のスマホの形として折りたたみスマホを認める旨のコメントを述べ、ハンズオン動画を終えています。
Source:MacRumors
(lexi)