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スワイプやタップなどの簡単な操作で、手軽にマリオカートを楽しむことができるマリオシリーズの新作アプリ「マリオカート ツアー」ですが、ベルギーではルートボックス(ガチャ)が違法となっているため、任天堂は同国におけるリリースを見送る見通しだと報じられています。
ルートボックス(ガチャ)とは、中身がランダムに決められる仮想アイテムを得るために開封する、仮想の箱または入れ物のことを指します。
「マリオカート ツアー」には、「ゴールドパス」という月額課金システムがあり、加えてショップ内の課金でルビーが購入可能となっています。このルビーを使ってルートボックス(ガチャ)を引くことができますが、支払った代金に対して何がもらえるかわからないガチャは、ベルギーでは賭博と認定され、賭博関連法に抵触します。そのため任天堂は、マリオカート ツアーのベルギーでのリリース中止に踏み切ったようです。
ベルギーの賭博関連法によって、任天堂は同国内の1,100万人の潜在顧客を失うことになります。
任天堂のゲームは、「マリオカート ツアー」以外にも、「ファイアーエムブレム ヒーローズ」「どうぶつの森 ポケットキャンプ」がルートボックスを含むとして、2019年8月末でサービス終了に追い込まれています。
Source:The Brussels Times via 9to5Mac, Gigazine
Photo:任天堂
(lexi)
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