ヒアラブル端末、AirPodsが圧倒的な支持~人気のヒミツは「快適さと装着感」

Apple AirPods(第2世代)


 
AirPodsの人気は留まるところを知りません。米市場を対象とした、ヒアラブルデバイスに関する調査の結果、回答者の半分以上がAirPodsを購入選択肢に挙げたことが分かりました。

圧倒的な存在感

Counterpointが米市場で「ヒアラブル(音声ウェアラブル端末)」デバイスに関する人気調査を行いました。調査では、「今後購入するつもりがあるかどうか」との質問に対し、回答者の57%がAirPodsをリリースするAppleを選択肢に挙げました。2位はBose、3位はSamsungとなりました。また、5位にはApple傘下のBeatsがランクインしました。
 
AirPodsが好まれる理由として、Coutnerpointは「使いやすさ」「快適さと装着感」「携行性」を挙げています。3月に実施された調査でも、Appleを好きなヒアラブルブランドと回答したユーザーのうち、68%が「快適さと装着感」を重視していました。
 
AirPodsの市場シェアは、2019年第4四半期(10月~12月)の時点で60%に達しています。

スマホのイヤホンジャック消失も追い風に

Counterpointの調査では、回答者のうち約60%がすでにワイヤレス型ヘッドホン/イヤホンを所有していることも明らかとなりました。また、1年以上前に購入/入手したと答えた割合が50%近くを占め、約40%が来年中にヒアラブルデバイスを購入するつもりだと述べました。
 
iPhoneを始めとしてイヤホンジャックが消失したスマートフォンは高価格帯モデルを中心に増えつつありますが、そういった端末の台頭が米国などの先進国市場でヒアラブルの勢いを加速させる要因となっているのは確かでしょう。

AirPods 3への期待が高まる

調査の結果からは、少なくない回答者が「すでにAirPodsを所有しており、新たな後継モデルも購入したがっている」ことが推測できます。
 
AirPods第3世代(通称:AirPods 3)は、残念ながら9月のスペシャルイベントでは発表されませんでしたが、2019年第4四半期(10月~12月)~2020年第1四半期(1月~3月)のリリースとなるのではないか、との見方が一般的です。
 
現行モデルから外観デザインと価格を引き継いだ通常バージョンに加え、デザインを刷新しノイズキャンセリング機能耐水性能を備えたプレミアムバージョンが新たに登場すると期待されています。
 
 
Source:Counterpoint
(kihachi)

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