AirPodsの市場シェア、2018年第4四半期に60%を達成

    第2世代 AirPods

    第2世代 AirPods
     
    AppleのAirPodsは、世界の完全ワイヤレスイヤホン市場でシェア60%に達していたことが明らかになりました。

    次々に登場するライバル社製品

    調査企業Counterpoint Researchによれば、AirPodsの2018年第4四半期(10-12月)の市場シェアはライバルデバイスに押されながらも60%に到達したのことです。
     
    中堅ブランドとして強いパフォーマンスを見せたのがJLabとQCYで、Appleの市場シェアにマイナス影響を与えました。
     

    JBUDS AIR TRUE WIRELESS EARBUDS


     
    AppleのAirPods以外のプレミアム価格帯の完全ワイヤレスイヤホンで最も売れたものに、Jabra Elite Active 65t、Samsung Gear IconX、Bose SoundSport Freeなどが挙げられます。また、100ドル(約11,100円)以下のローエンドからミッドレンジのモデルも頭角を現しました。
     

    Jabra Elite Active 65t


     
    ただしAirPods(第2世代)リリースを待って他社の類似製品を買い控えた消費者が多くいたため、AirPodsはシェア60%を達成できたのではないかと、Counterpoint Researchは見ています。

    アメリカが最も大きな市場

    Counterpoint Researchによると、2018年第4四半期の全世界での完全ワイヤレスイヤホンの出荷台数は1,250万台であったとのことです。北アメリカが最も大きな市場で、出荷台数の24%を占めました。中国を除くアジア太平洋地域とヨーロッパがそれに続く形となっています。
     
    Appleは2018年にアメリカで最も人気のヒアラブルブランドであったことがわかっていますが、その理由として最も多かったのが「快適性とフィッティング(68%)」です。
     
    Appleはニューヨーク拠点のプロのダンサーのAirPodsの使い方を紹介する記事を公式Webサイトに先日掲載しています。
     
     
    Source:9to5Mac
    Photo:JLab, Jabra
    (lexi)

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    この記事を書いた人

    ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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