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2019年9月19日 20時21分

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スマホのバッテリー残量で気分や他者評価が変化~英大学研究

iPhone6では薄さとバッテリー持続時間を両立か!?
 
晴れた日は朗らかに、雨の日は憂鬱になる――天気に気分が左右されるのは万国共通でしょう。しかし日々の気分には、スマートフォンバッテリー残量も影響しています。

バッテリー残量が50%を割ると不安に

ロンドン大学シティ校のキャスビジネススクールは、スマートフォン上に表示されるバッテリーアイコンの形状が時間や空間の捉え方にどう影響を与えるのか、バッテリー残量がアイデンティティをどう規定するのかについての研究を発表しました。
 
研究チームを率いたトーマス・ロビンソン博士は「もはや人びとは、地下鉄で10km先や10駅先の目的地など気にかけない。彼らが気にするのは、バッテリー残量が50%を切ることだ」と語ります。被験者への聞き取り調査では、バッテリーの満タン表示が「どこへでも行けるし何でも出来る」といった感情を引き起こす一方、表示が50%を割ると「激しい不安や不快感に駆られる」といった声が聞かれました。
 
確かに現代人にとって、スマートフォンは単なる通信手段以上の存在です。地図、財布、動画、ゲーム、日記、銀行……あらゆるものが手元の端末に直結しているとなれば、バッテリー表示が生命線に思えるのも無理はありません。
 
ベッドでは誰がコンセントがある側で寝るのか、買い物先では充電スポットがあるかどうかなど、日常行動の多くがスマートフォンのバッテリーに規定されています。

バッテリー管理ができない人間は社会的評価が低い?

研究の結果、バッテリーの管理が自己や他人の分析に関連性があることも明らかになりました。
 
バッテリー残量を監視し、高い水準で維持するための対策を講じる被験者は、自身のことを「束縛人間(control freaks)」「いささか強迫性障害気味」と自己分析する傾向にありました。一方で彼らは、残量がなくなるまで使い続ける人びとを「酷くイライラする」「グダグダ」「無思慮」と評価しました。
 
こうした結果を受け、「バッテリーを枯渇させる人びとは、他人から『世の中の規範に無頓着な人間なので、社会の中で有能な構成員にはなり得ない』と見られていることが分かった」とロビンソン博士は述べています。
 
一連の研究は聞き取り調査がベースであり、結論付けるには様々な観点から更なる分析が求められるでしょう。とはいえ、大幅増加となったiPhone11シリーズの駆動時間が話題になったことを考えても、今回の研究結果が間違っていると感じるユーザーは少ないはずです。
 
 
Source:PHYS.ORG
(kihachi)

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