iPhone11はApple Pencil非対応、双方向ワイヤレス充電機能もなし?

著名アナリストのミンチー・クオ氏が、Appleスペシャルイベント直前というこのタイミングで、「iPhone11」に関する予想を発表しました。
双方向ワイヤレス充電機能は搭載されない
クオ氏は同イベントでの発表が見込まれるiPhone11シリーズについて、一時期噂が浮上していたApple Pencilへの対応はないと述べています。
また同氏は以前、明日早朝に発表されるiPhone11は、SamsungのGalaxy S10同様、双方向ワイヤレス充電機能を搭載すると予想していました。しかし今回、「充電効率がAppleの求める基準に達していない」ため、同機能も採用されないとして、自らの予想を覆しています。
米メディアBloombergの記者、マーク・ガ−マン氏も、AppleはiPhoneの背面でAirPodsやApple Watchにワイヤレス給電する機能で問題を抱えているようだと、Twitterに投稿しています。
Have heard as well Apple has been having some issues with the reverse wireless charging for AirPods/Watch on back of the new high-end iPhones, despite it being planned. This is a feature Samsung has had for months and would be Apple’s second miss on charging (AirPower) if true. https://t.co/CcRsjiwFqc
— Mark Gurman (@markgurman) September 9, 2019
2モデルはUSB-Cタイプ充電アダプタを同梱
しかし残念な予想ばかりではありません。クオ氏はiPhone11にはUSB Type-C(USB-C)タイプの充電アダプタが同梱されると述べています。ただし高速充電が可能な18W充電アダプタが同梱されるのは5.8インチと6.5インチのiPhone、つまりiPhone XSとiPhone XS Maxの後継機種で、6.1インチのiPhone XR後継モデルが同梱するのは従来どおりの5WのUSB-Aタイプの充電アダプタとのことです。また3モデルとも、Lightning接続である点は同じです。
またクオ氏は、iPhoneの画面に「ノッチ」があるデザインも変化しないとしています。ただ「新色」は追加されるようです。それがラベンダーとグリーンであるかどうかには言及していません。
最後にクオ氏はiPhone11の出荷台数について、「革新的なセールスポイントに欠ける」ため、2019年中は前年比で5%〜10%減の6,500万〜7,000万台になると予想しています。ただし2019年通年でのiPhone全モデルの出荷台数は、1億8,000万台に達すると見ています。
Source:9to5Mac
(lunatic)