トップページ > 最新情報 > Apple、App Storeで自社製アプリが上位を独占する問題に対応
2019年9月10日 01時15分

読了まで 231

Apple、App Storeで自社製アプリが上位を独占する問題に対応

Apple App Store
 
Appleが最近、App Storeの検索結果表示アルゴリズムを見直し、Apple製アプリが上位に表示されすぎる傾向を補正したことをApple役員が明かしました。

Apple製アプリばかり上位に表示、との批判

2019年7月に、App Storeで「本」「音楽」などのキーワードを検索すると、Apple製アプリばかりが上位に表示される、と独自調査を行なったThe Wall Street Journalが指摘していました。
 
例えば、「音楽」で検索すると、トップに表示されるApple Musicをはじめ、トップ10のうち7点はApple製のアプリという結果になっていました。
 
この指摘に対してAppleは、検索結果の順位決定には機械学習が活用され、「ダウンロード」「評価」「関連性」「ユーザーの行動」が重視されており、恣意的な操作は行われていないと反論していました

グループ化とApple製アプリの検索回数の多さが原因

しかし、AppleがApp Storeのアルゴリズムを見直していたことを、同社のワールドワイドマーケティング担当上級副社長フィリップ・シラー氏と、インターネットソフトウェア及びサービス担当上級副社長エディ・キュー氏が、米紙The New York Timesのインタビューで明かしました。
 
両氏は、App Storeのランキングには、同じ開発元のアプリがまとまって表示される傾向が強いことが分かった、と説明しています。
 
この傾向は、「Office」と検索してMicrosoft Officeシリーズのアプリをまとめてダウンロードしたい場合などに有効に働きます。
 
Apple製アプリの検索回数が際立って高いことと、同じ開発元がまとまって表示される傾向が重なったことで、Apple製アプリが上位を占める傾向が生じた、とシラー氏とキュー氏は語っています。
 
またiPhoneやiPadのユーザーがすでにインストールされているApple製アプリを探すのにApp Storeを使って検索するケースが多いことも、Apple製アプリの「人気」が高い、と判定される理由のひとつとなっていたようです。

Apple製アプリのグループ化を停止

Appleは7月12日、すべてのApple製アプリについて開発元によるグループ化機能を停止しています。
 
The New York Timesによると、この変更によって、以前はApple製アプリがトップに表示されていた「TV」「ビデオ」「マップ」「マネー」「クレジット」といったキーワードでの検索結果に変化が見られた、とのことです。
 
シラー氏とキュー氏は、この変更を不具合の「修正」ではなく、Apple製アプリにハンディをつける調整を行なった、と説明しています。
 
なお、Apple以外の開発元によるアプリについては、開発元でグループ化される傾向は引き続き有効とのことです。
 
 
Source:The New York Times via 9to5Mac
(hato)

▼ 最新情報を受け取る

Twitterで最新情報をみる
Facebookで最新情報をみる
IMアプリをインストールする
feedlyで最新情報をみる