iPhone11の価格が新規購入の妨げに?iPhone所有者にアンケート調査

金融情報ウェブサイトWalletHubが1,500人のiPhone所有者を対象に行ったアンケート調査の結果、iPhone11の価格が多くのユーザーにとって新規購入の妨げになっていることが明らかになりました。
94%が新しいスマホの価格が高いと感じている
iPhoneの買い替えサイクルは、モバイルキャリアの寛大な購入補助金がなくなったことや、デバイスの耐久性が向上したことなどにより、鈍化傾向にあることがわかっています。
調査会社Strategy Analyticsが米国の18歳〜64歳のスマートフォン所有者2,500名を対象に実施した調査では、スマートフォンの買い替えサイクルは33カ月(2年9カ月)まで延びていることが判明しています。
今回WalletHubがiPhone所有者のみを対象にアンケート調査を行った結果、興味深い事実が浮かび上がってきました。
iPhoneユーザーが新規デバイスへ乗り換えるタイミングは以下の通りとなっています。
- 今のデバイスが壊れるまで待つ:57%
- デバイスが安くなるまで待つ:30%
- 新しいデバイスが注目を集めるまで待つ:7%
- 次のiPhoneが発売されるまで待つ:6%
重要なのは、アンケート回答者の94%が新しいスマートフォンの価格が高くなりすぎていると答えたことです。また、47%が新しいスマートフォンの価格が買い替えの妨げになっていると回答しました。回答者の38%は次のデバイスを購入するかどうかはその価格によると答えています。
なお、Appleは2020年春にiPhone SE 2を発売すると日本経済新聞が伝えたばかりです。廉価なデバイス投入により、iPhone販売台数の増加につながることが期待されています。
Source:WalletHub via BGR
Photo:CashKaro
(lexi)