物理的Apple Cardのチタン含有率が判明


     
    Appleがこの度米国で正式に発行したクレジットカードApple Cardに使われている素材が判明しました。

    チタン含有率は90%だった

    米メディアBloomberg Businessweekが、鉱物学者でカリフォルニア大学バークレー校(UCバークレー)教授のハンス−ルドルフ・ウェンク氏にカードの分析を依頼したところ、90%がチタン、10%がアルミニウムで構成されていることがわかりました。
     
    Appleは物理的Apple Cardについて「チタン製」と説明していますが、チタンがどのくらい含まれているかには言及していません。
     
    ウェンク教授はBloomberg Businessweekの依頼を受けて電子顕微鏡でApple Cardを分析、チタンの割合は90%であると結論づけています。

    現時点では米国のみで発行

    Apple Cardは現時点では米国のみで発行されており、入手するにはほかのクレジットカード同様に申請、審査を通過する必要があります。
     
    複数メディアによれば、審査は厳しくないとはいうものの、なかには落ちてしまった人もいるようです。
     
    物理的Apple Cardは一般的なクレジットカードとは異なり、カード番号や使用期限年月日は記されておらず、表側にあるのはAppleのロゴ、所有者名、チップのみです。裏面にはGoldman Sachsのロゴ、右上にはMastercardのロゴが入っています。

     
     
    Source:Bloomberg Businessweek via MacRumors
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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