ティム・クックCEO、今年も5億円分の持ち株を慈善団体に寄付

Apple ティム・クックCEO WWDC 17

Apple ティム・クックCEO WWDC 17
 
Appleティム・クック最高経営責任者(CEO)が22日、自身の持ち株のうち23,700株を慈善団体へと寄付していたことが分かりました。クック氏は昨年も同規模の寄付を持ち株から行っています。

5億円相当の持ち株を寄付

ティム・クックCEOが慈善団体に寄付した23,700株は、時価総額(Apple株の26日終値:206.49ドル=約2万1,630円)で489万3,800ドル(約5億1,380万円)に相当します。寄付の事実は、米国証券取引委員会(SEC)が26日に公開した資料より明らかとなりました。慈善団体の名は公開されていません。
 
クック氏が持ち株を寄付したのは今回が初めてではありません。2018年8月にも23,215株(当時5万ドル相当)、2015年にも5万株(当時6万5,600ドル相当)の株式を寄付しています。

社会運動家としての評価も高い

スティーブ・ジョブス氏がCEOであった時以上に、現在のAppleは環境保護やマイノリティの権利向上といった取り組みに熱心ですが、これはティム・クックCEOの意向が大きく影響していると考えられています。クック氏は2014年、「苦しんでいる人々の力になれば」と自らがゲイであることを公表したのを始めとし、個人として様々な社会貢献に取り組んできました。
 
2015年には「10歳(当時)の甥が大学を卒業したら全財産を慈善団体に寄付する」との考えも明らかにしており、彼の社会運動家としての姿勢を高く評価する向きも少なくありません。ちなみにティム・クック氏の資産は、2017年時点でおよそ6億2,370万ドル(約655億円)と見積もられています。
 
 
Source:AppleInsider,TIME
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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