Twitter、悪意のあるダイレクトメッセージを振り分ける新機能を発表
Twitterが、フォローしていないユーザーから送られるダイレクトメッセージを精査する新機能を発表しました。
メッセージを読むことなく削除することが可能
Twitterは、自分が興味を持っているテーマに関する投稿を追跡できる機能や、ダイレクトメッセージの検索機能などの新機能をテスト中であることを先日明らかにしたばかりですが、今回新たに、悪意のあるダイレクトメッセージを別フォルダに振り分ける機能を試していることがわかりました。
メッセージの設定で「クオリティフィルター(Quality Filter)」をオンにすると、フォローしていないユーザーから送られてきた悪意のあるメッセージが自動的に隠されるようになっています。
フォローしていないユーザーからメッセージが送られてくると、「メッセージリクエスト(Message Requests)」タブにまず振り分けられます。新しいフィルターは、悪意のある可能性のあるメッセージを「追加のメッセージ(Additional Messages)」というフォルダに格納します。
Twitter Supportアカウントは、ダイレクトメッセージの振り分けがどのように機能するかをGIF動画で示しています。
Unwanted messages aren’t fun. So we’re testing a filter in your DM requests to keep those out of sight, out of mind. pic.twitter.com/Sg5idjdeVv
— Twitter Support (@TwitterSupport) August 15, 2019
受け取った悪意のある可能性のあるメッセージは、内容を見ることなく削除することができるようになっています。
Twitterで悪意のあるメッセージを受け取る女性ユーザーは多数
国際人権団体Amnesty Internationalによれば、Twitter上で悪意のあるメッセージを受け取る女性ユーザーが多数存在し、表現の自由が抑制されているとのことです。
Twitterはオンライン上で女性の権利を守る責任を十分に果たしていないと批判されていましたが、今回発表された新機能は状況の改善につながるでしょうか。
2017年の#WomenBoycottTwitter(女性はTwitterをボイコットする)キャンペーンの後、Twitterは女性ユーザーを守るための複数の新機能を導入したことで知られています。
Source:9to5Mac
(lexi)