ティム・クックCEO、アメリカ沿岸警備隊の司令官と会談
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)とアメリカ沿岸警備隊の司令官カール・シュルツ大将がAppleの本社で会談したとシュルツ氏がTwitterでつぶやいています。同氏は沿岸警備隊とApple、分野の違う組織のトップではあるものの互いに目標を共有している関係であることに気づいたとその感想を述べています。
人命救助に貢献
Appleと沿岸警備隊の関係は薄いようで、実は2017年のハリケーン被害をきっかけにしてiPadを沿岸警備隊のヘリコプターに装備するようになるなど、一定の関係はあります。それ以外にもiPhoneやApple Watchには緊急通報機能が備えられAppleは救急活動にも貢献しており、沿岸警備隊の捜索救難活動とも連携することで、より多くの命を救うこともできるでしょう。
Our industries are different, but our purpose is similar – do the best for our people, provide the highest level of service possible, & make a positive impact in the world. Honored to meet w/ @Apple CEO, @tim_cook, to share ideas, perspectives, & experiences. Thank you, Sir! pic.twitter.com/dvJUbSt8TJ
— Admiral Karl Schultz (@ComdtUSCG) August 8, 2019
またシュルツ氏は沿岸警備隊とAppleは活動範囲の異なる組織ではあるものの目的は似ているとTwitterでつぶやいています。互いの目的は「従業員のために最善を尽くし、可能な限り最高レベルのサービスを提供し、世界にプラスの影響を与える」ということで一致し、それぞれの組織のトップ同士でアイデア、展望、経験を共有できたとしています。
今回の会談をきっかけに、人命救助という目標に向かいAppleと沿岸警備隊がより一層進むことに期待します。さらにアメリカだけでなく世界中の捜索救難組織がAppleをはじめとしたIT企業と連携することで、より多くの命が救われることにも大いに期待したいと思います。
Source:9to5Mac
(KAZ)