Apple、自動運転車のテストドライバーを33人増員

Appleが、自動運転車のテストドライバー33人を新たに米カリフォルニア州で登録したことが明らかになりました。Appleのテスト走行車の数は69台、テストドライバーの数は143人となりました。
カリフォルニアで3番目に多いAppleの車両・ドライバー数
Appleが自動運転車プロジェクト「Titan」を開始してからすでに数年が経過していますが、今回テストドライバーが新たに33人増員となり、運転手の数が143人となったと報じられています。
Appleは2017年から、レクサスRX 450hに各種センサーやカメラ類を搭載した試験車両を使って、公道上での走行試験を実施していますが、テスト走行車の数は現在69台であることがわかっています。2018年11月のピーク時の72台よりも若干少なくなっています。
現在カリフォルニア州に登録されている自動運転車とテストドライバーの数のランキングは以下のとおりです。
社名 | テスト走行車の車両台数 | テストドライバーの数 |
---|---|---|
GM Cruise | 258台 | 760人 |
Waymo | 135台 | 321人 |
Apple | 69台 | 143人 |
Tesla | 32台 | 136人 |
プロジェクトは継続中か
今年1月、Appleの自動運転車プロジェクト「Titan」に関わっていた200人以上の従業員が解雇されたと報じられましたが、Appleは報道に対して、「我々は自動運転システムに大きなチャンスがあると信じており、Appleはそれに貢献できる唯一無二の能力を有している。これは最も壮大な機械学習プロジェクトとなるだろう」とコメントしました。
Appleは、7月に電気自動車メーカーTeslaで車内インテリアを手掛けた人物を雇い入れており、同社の研究開発費も過去最高となっていることからも、「Titan」は現在も継続していると推測できます。
Source:AppleInsider
(lexi)