Goldman Sachs、Apple Cardの取引約諾書を公開
Appleがアメリカにおいて8月に発行すると発表した新しいクレジットカード「Apple Card」の取引約諾書が、Goldman SachsのWebサイトで公開されています。米メディアMacRumorsが発見、リンクを掲載しています。
Apple Cardの取引約諾書
Appleが先日の業績発表時に「8月サービス開始」と発表したApple Cardの取引約諾書が、Appleの提携先であるGoldman SachsのWebサイトにおいて、すでに公開されていることがわかりました。
取引約諾書の内容のほとんどはすでに報じられていますが、これを見れば新カードの詳細がわかります。
「Jailbreaking」するとApple Cardが使えなくなる
Goldman SachsはApple Card使用に利用するデバイスの「Jailbreaking」を禁じています。つまりハードウェアやソフトウェアに違法な変更を加えた場合、Apple Cardのアカウントにアクセスできなくなります。
取引約諾書には「Daily Cash」についての説明もあります。Daily CashとはApple Cardで使った金額の一部がキャッシュバックされるプログラムです。
すでに発表があった通り、Apple Storeやオンラインストア、iTunes、Apple Music、App Storeなど、Appleから直接購入する場合は3%、Apple PayでApple Cardを利用した場合は2%、その他の利用(物理的なカードでの購入)の場合は1%のキャッシュバックが受けられます。
Apple CardはiPadでも利用可能に
また9to5Macの報道によれば、Apple CardはiPhoneだけでなく、iPadでも利用可能になるようです。現時点ではiPadには専用のWalletアプリは存在しませんが(「設定」には「WalletとApple Pay」の項目はありますが)、取引約諾書の(Apple Cardの使用に)「必要なデバイス(Required Device)」の説明にも、「Apple CardをサポートするiOSまたはiPadOSのバージョンを搭載するiOSまたはiPadOSデバイス」と記されています。
Source:Goldman Sachs(PDF) via MacRumors,9to5Mac
(lunatic)