BankMyCellによる調査、iPhoneの保有率が15%減
中古携帯電話の買取り業者であるBankMyCellが行った調査によると、iPhoneの保有率は去年と比べて15%減少したということです。この調査はBankMyCellにより、38,000人のユーザーを対象にして行なわれました。
iPhoneの保有率が減少
この調査は、特にiPhoneの保有率に焦点が当てられています。BankMyCellが2018年10月から現在まで、38,000人のiPhoneユーザーを追跡調査(買い替え時にどのモデルを購入したか)したところ、2018年3月と比べてiPhone保有率が15.2%下がったことが判明しました。
また、iPhone Xを手放したユーザーの26%が他社スマートフォンを購入している一方、SamsungのGalaxy S9からiPhoneへ乗り換えたユーザーはわずか7.7%でした。
デバイスの寿命が長くなったという見方も
この調査結果を参考にする上で気をつけたいのは、調査対象となったサンプル数が小さいということです。また大部分はBankMyCellのユーザーであるという点も考慮に入れなければなりません。
別の調査によると、iOSの支持率は依然として高く、2019年に入ってからも記録を更新し続けているということです。
調査会社Gartnerによると、アメリカにおけるスマートフォン販売台数全体に占めるiPhoneの比率は、2019年第2四半期で36%と対前年同期比で2.4%減少しています。
大半のユーザーは現行のiOSに満足しており、革新的な変化がない限り機種変更を含めたアップグレードを控えるため、今後も買い替えサイクルは延び続けるだろうと、Gartnerは予測しています。
Source:CNET via 9to5Mac
Photo:Pixabay
(david)