Apple Payの決済額、3年後には20兆円に PayPalとの差を縮小

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Apple Payの決済額が2022年に1,900億ドル(約20兆円)、2027年に3,040億ドル(約33兆円)に達する−−モルガン・スタンレーがApple Payの強力な成長を予測するレポートを発表しています。

PayPalとの差は縮小

Apple Payの決済総額は対応地域の拡大だけでなく、対応店舗の増加、Apple Payの認知度向上などを背景に年々増加しています。このApple Payの成長はまもなくアメリカで始まるApple Cardでさらに加速すると考えられています。こうした状況を踏まえ、モルガン・スタンレーは2022年の決済総額が1,900億ドル、2027年には3,040億ドルに達すると予想しています。
 
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オンライン決済の分野ではPayPalが頭ひとつ抜けた存在であり、同サービスの決済総額はモルガン・スタンレーの予測でも2022年で4,310億ドル、2027年で5,790億ドルとApple Payを上回っています。しかしその差は着実に縮小すると予想されており、Apple Payがオンライン決済や日々の買い物での決済において影響力を増していくと考えられています。

Apple Cardでさらに成長

オンライン決済、スマートフォン決済で着実に成長が見込まれるApple Payですが、アメリカではまもなくApple Cardサービスが始まり、まだApple Payの使えない店舗で物理カードを使った決済サービスを提供します。Apple PayとApple Cardを組み合わせ、Appleは決済サービス業界でさらに影響力を増していくのは確実でしょう。
 

 
ただアメリカ以外でのApple Cardサービスの提供について現時点で具体的な情報は出てきていません。多くの国でサービスを提供することで成長したApple Payの歩みを考えると、Apple Cardも提供地域拡大へと向かうはずで、それが実現すればApple Payの成長はさらに加速することは間違いないでしょう。
 
 
Source:AppleInsider
(KAZ)

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