Apple、上海に中国初のアプリ設計・開発センターをオープン

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Appleは現地時間7月9日、上海において、アプリ設計・開発センター「Design Development Accelerator」の開所式を行いました。インド・ベンガルール、イタリア・ナポリに次ぐ第3のアプリ開発施設となります。

初日はARセミナーでスタート

Appleはこれらの施設において、アプリ開発のプロセスや必要なスキルを学べる講座を無料で提供し、人材の育成に努めています。
 
Appleのプレスリリースによれば、上海の開発センターではオープニングの日、拡張現実(AR)に焦点を当てたセミナーが開かれました。セミナーでは、世界開発者会議(WWDC 2019)で発表されたばかりのARKit 3を含む、様々なAR関連技術の指導が行われた模様です。
 
上海の浦東新区に位置する新アプリ開発施設は、iOS、iPadOS、watchOS、macOS、tvOSと、さまざまなOS向けアプリを開発する人々のコミュニケーションセンターとしても機能し、ゲストスピーカーを招いての講演会、外部講師を招いての特別指導、イベントなど、各種催しものも行われるとのことです。
 
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中国App Storeでアプリ開発者は3兆円以上を獲得

Appleによれば、中華圏では250万人以上のAppleプラットフォーム開発者が活動しています。また2010年の中国App Store誕生以来、アプリ開発者は2,000億元(約3兆1,580億円)以上の収益を得ています。
 
Appleはインド・ベンガルールとイタリア・ナポリでも同様のアプリ開発施設を運営していますが、イタリアの施設はナポリ大学との提携による、より教育に主眼を置いたものとなっています。

 
 
Source:Apple via 9to5Mac
(lunatic)

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