Apple、11年前の公式ゲームアプリ「Texas Hold’em」を突如アップデート

app store texas hold'em アプリ

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Appleは8日、自社製ゲームアプリ「Texas Hold’em」を約11年ぶりにアップデートしました。公開当初はクリックホイールを搭載したiPod向けに作成されたアプリでした。

最後のアップデートは2008年

ただのアプリアップデートがここまで話題になるのは、Appleが2008年に公開したカードゲームアプリ「Texas Hold’em」を唐突にバージョン2.0へとアップデートさせたからです。これ以前のアップデートは2008年8月31日のバージョン1.1で、2011年にはストアから削除されていました。App Storeを見ても、まるでタイムスリップしたかのごとく2008年に投稿されたレビューが並びます。
 
app store texas hold'em アプリ
 
Appleによれば、アップデートした理由は「App Storeの10周年を記念して、初期のゲームの1つである人気のクラシックゲームを復活させました」だそうで、新キャラクターの追加や難易度の変化、グラフィックの改善が行われています。もちろん、アプリのサイズも“2019年仕様”となっており、2008年には128MBだった容量が、バージョン2.0では1.5GBになっています。

Apple謹製のゲームアプリは珍しい

テキサスホールデムはトランプカードを使って遊ぶゲームで、一般的に「ポーカー」として知られています。プレイヤーは手札を組み合わせて「役(決められた組み合わせ)」を作り、役の強弱で勝敗を決めます。
 
アプリを利用できるのはiOS12以降のiPhoneかiPodで、これまで600円(4.99ドル)だった価格は、執筆時点で無料となっています。他でもないApple謹製のゲームであるのに加え、2008年当時は「一番売れていたアプリ」だそうなので、ダウンロードしてみる価値はありそうです。
 

Texas Hold’em
カテゴリ:ゲーム
現在の価格: 無料

※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
 
なお、Appleは5月にも大富豪ウォーレン・バフェット氏をモチーフにした自社開発のゲームアプリ「Warren Buffett’s Paper Wizard」を無料リリースしています。同ゲームはリリース当時、「Texas Hold’em」以来“2つ目”のApple公式ゲームアプリとあって話題になりましたが、まさか“1つ目”がテコ入れされるとは誰も予測しなかったのではないでしょうか。
 

Warren Buffett’s Paper Wizard
カテゴリ:ゲーム
現在の価格: 無料

※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
 
 
Source:App Store(Texas Hold’em),AppleInsider
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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