Apple Music会員数6,000万人突破 開始からわずか4年で

    Apple Music インド
     
    2015年7月からサービスが始まったApple Music会員数が6,000万人を突破したことがAppleの幹部の発言で確認されました。また同幹部はMusic内にあるラジオステーション「Beats 1」にも数千万人のユーザーがいるとしています。

    会員数には満足

    AppleのiTunes事業の責任者、エディー・キュー氏はフランスのメディアの取材に応え、Apple Musicの会員数(有料・無料の合計)が全世界で6,000万人に達したことを認めました。また同サービス内にあるラジオステーション「Beats 1」にも数千万人のリスナーが存在していることを同時に認め、世界各国で大勢のユーザーが毎日Apple Musicを楽しんでいることが確認されました。
     

     
    エディー・キュー氏はこの加入者数に満足していると答えており、Apple Musicは順調に成長していることが窺えます。この成長の背景にはApple Musicの使いやすさ以外にも、iPhoneが世界で大量に販売されていることやAirPodsのヒット、HomePodの発売、Echo端末での再生などがあると考えられます。これからもAppleはApple Musicの成長に向けて注力していくことは確実であり、会員数はさらに拡大すると予想されます。

    Spotifyを猛追

    Apple Musicのサービス開始前から月額定額制の音楽配信サービスを展開してきたSpotifyは、Apple Musicの最大のライバルとなっています。SpotifyApple Musicは会員の奪い合いを展開しており、時には法廷闘争非難合戦に発展しています。それでもSpotifyは先行者の有利を生かし、すでに有料会員数は1億人を突破し、Apple Musicを大きくリードしています。
     

     
    Apple Musicの会員数はアメリカではSpotifyを追い越したと報道されていますが、ヨーロッパなどiPhoneの普及率の比較的低い地域ではSpotifyの後塵を拝しています。Apple MusicがどのようにしてSpotifyの牙城を攻略していくのか、注目に値すると思います。
     
     
    Source:MUSICBUSINESS WORLDWIDE
    (KAZ)

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